書籍案内 【図解】コレ一枚でわかる最新ITトレンド 増強改訂版
- 何ができるようになるのか?
- どのような価値を生みだすのか?
- なぜ注目されているのか?
「知っている」から「説明できる」へ
実践で「使える」知識を手に入れる
- IoT とインダストリー4.0
- AR とVR
- 人工知能と機械学習とディープラーニング
- サーバ仮想化とコンテナ
- ネットワーク仮想化とSD-WAN
- アジャイル開発とDevOps
- マイクロサービスとサーバレス
キーワードは耳にするけど、
それが何なのか、何ができるようになるのか、
なぜそんなに注目されているのか理解できてなかったりしませんか?
本書の概要
ネットを見ていてもわからない技術の背景やつながりがわかると大好評だった『【図解】コレ1枚でわかる最新トレンド』が全面刷新、135ページものボリュームアップを果たしました。
前作になかった「人工知能」「開発と運用」を新たに章として設け、ブロックチェーン、マイクロサービス、サーバレスアーキテクチャなどの話題も収録。掲載する図版はすべてPowerPointデータでダウンロード,ロイヤリティフリーで利用でき、勉強会の資料や提案書の素材としてご活用いただけます。ITを知るために必携の1冊!
こんな方におすすめ
- ITの最新トレンドを手っ取り早くおさえたい就活生の方
- 新社会人の方
- 営業の方
- 情報システム部門担当者
- 経営企画部門担当者
本書について
「クラウドコンピューティングを知らない人は手を挙げてください」
講義の折にこんな質問をすると,だれも手を挙げません。それほど,この言葉は,私たちの日常に溶け込んでいます。ところが,
「クラウドコンピューティングとは何かを説明してください」
と指名すると,うまく説明できる人はごくわずかです。ましてやクラウドによって,これまでできなかった何ができるようになるのかを説明できる人はさらに限られてしまいます。
「言葉を知っている」ことと「言葉の“意味や価値を知っている”」こととは大違いです。意味や価値がわからなければ,それを活かすアイデアは生まれません。“うまく説明できる”となるとハードルはもっと上がります。それができなければ,あなたの提案や企画に説得力を持たせることはできません。
「言葉を知っている」だけの知識を,「実践で使える」知識に変えてゆく――そのお手伝いを本書でしたいと思っています。
本書は,こんな時にも,きっとお役に立つはずです。
「うちもIoTで何かできないのか?」
そんな社長のひと言に,さてどうしたものかと頭を抱えてはいないでしょうか。
そこで「IoTとは何か」を調べてはみたものの,はっきりとした定義は見つかりません。そもそも,「何がIoTなのか」がよくわかりません。それも当然のことで,IoTというテクノロジーはありません。IoTとは,ビジネスを組み立てる枠組みなのです。では,それはいったい,どのようなものでしょうか。そんなIoTを「ビジネスに取り込む」とは,どういうことなのでしょうか。
「人工知能が雇用を奪う,やがて人類を支配する!」
そんな時代が来るとメディアは騒ぎ立てています。そして,「そうなったら大変なことになる」と心配する人たちがいます。しかし,本物の「人工知能」は存在もしていないし,それを実現する見通しもたってはいないのです。一方で,人工知能に関わる技術は私たちの生活やビジネスを大きく変えようとしています。人間と機械の関係や役割も変わらなくてはなりません。では,人工知能とはいったい何者なのでしょうか。どのように使いこなせばいいのでしょうか。そのような問いへの答えは,本書で見つけてください。
IoTや人工知能のほかにも,アジャイル開発やDevOps,コンテナやマイクロサービス,ブロックチェーンやドローンなど,ITに関わるさまざまな言葉が巷にあふれています。「聞いたことがある」「言葉は知っている」という方は多いと思います。けれども,
「それがどのような意味で,私たちの社会やビジネスにとってどんな価値があるのか?」
「それらはお互いにどのような関係にあり,役割分担しているのか?」
となると,うまく説明できないという人もまた多いと思います。
あなたがITベンダーに勤めているのなら,自社の製品やサービスは説明できても,こんな世の中の常識を知らず説明もできないでは,お客様は不安に思ってしまいます。
あなたが情報システム部門で働いているのなら,未来を見越した自社システムの改革を進めることはできません。
あなたが事業部門でITを活かして事業の差別化を推し進めなければならない立場にいるのなら,どのようなテクノロジーを味方にすればいいのかがわかりません。
本書では,そんなITの最新トレンドに関わるキーワードを「辞書」ではなく「物語」として体系的に整理し,歴史的背景やビジネスとの関わりをふまえながら解説します。さらに,提案書や企画書,あるいは勉強会ですぐに使えるロイヤリティフリーのプレゼンテーション資料(PowerPoint)を120枚もダウンロードできるようにしました。実践に使って,体験的に知識を定着させてください。